この記事の内容は経験からくる実話であり、あくまで個人的な感想であります。
医者でもなんでもありませんので、ご了承下さい。
過剰な摂取だったので、周りからやめた方が良いと言われ続けて、やっと鼻シュッシュツをやめることができたおじの七光りことケンゾー(@ojinonanahikari)です。
鼻シュッシュをやめて、かれこれ1年以上経ちました。
鼻に円状のプラスチックを突っ込んで、人差し指と中指を使って液体を噴射させる。
“鼻シュッシュ”
通称、点鼻薬。
ごく稀に使用している方を見かけることがあります。
花粉の時期は特に使用されている人も多いかもしれません。
薬局に行けば1本500円〜700円程度で購入できる。
私も花粉の時期は絶対欠かせない貴重な薬でした。
辞める何年か前は、年がら年中使ってました。
しかも使用上の注意を無視して使いまくり。
(1回使ったら確か2時間〜3時間使うまでに時間を空かないといけないとか)
まさに依存状態。
使い過ぎていた私が悪いです。
鼻シュッシュは、携帯電話と同列くらい重要度が高い大切な物でした。
中に液体が入ってるのですが、無くなりそうなら不安な気持ちになっていた。
今でこそ深夜に営業している薬局店がありますが、昔は深夜に営業している店舗が無かったので、寝る前に鼻シュッシュの中に液体がどのくらい残量があるか確認していたくらいです。
少ないならすぐ買いに行っていました。
迷いなく。
そんな必需品の1つだった鼻シュッシュを辞めた理由を書いていこうと思います。
今思うことは、自分が思うほど必需品ではなかった事と、もっと早く辞めていたら良かったと思うくらいです。
では、どうぞ。
鼻シュッシュの出会い
鼻シュッシュをし始めたキッカケは花粉症が発病したからです。
あれは確か中学生時代で、22年前。
花粉症がひどくて、鼻が詰まり寝れない日々が続いていました。
耳鼻科に行っても即効性の薬はなく、錠剤、点鼻薬はもらえるが鼻詰まりは解消されませんでした。
(病院で処方される点鼻薬は、アレルギーを抑える。
市販で購入した点鼻薬は、アレルギーを抑えずに血管を収縮させて鼻づまりを抑えると医者から説明されました)
だから病院で処方された鼻シュッシュはまったく持って効き目があらわれなくて、市販の鼻シュッシュは即効性があったのでそっちを使っていました。
即効性があるだけに、鼻の詰まりを解消してくれるのでよく眠れるようになったり、生活すべてが快適になった気になっていました。
※今思えば、処方される鼻シュッシュを使っておけばと後悔しています。
次に続く……
辞める原因はまさかの・・・
最初は花粉の時期だけでしたが、鼻に違和感を感じたらすぐ鼻シュッシュを注入するクセがついて、気づけば1年通して使っていました。
ポケットには当たり前のように携帯と鼻シュッシュのセット。
習慣化してしまっていて、人前で鼻にシュッシュすること自体も何も感じなくなっていました。
鼻が詰まるのだからしょうがないっと。
これは病気なのだから。
確かに病気ですが、堂々と鼻につっこんでやることはないですよね(笑)
街中を歩いている時も、電車に乗っている時も・・
そんなの関係ねぇ
みたいな(笑)
今思えば品がない漢でした。
薬の効果も慣れてきてしまって、昔より効かなくなっていた感じもしていました。
だから余計に使用量が増えていた。
そんな生活を約20年過ごしました。
その内、年間通して使っていたのは16年ぐらい。
そんなある日、突然その日はやってきました。
朝起きると声が聞き取りにくくなっていました。
よく耳を澄まして聞いていると、
右耳から音が聞こえない。
昨日は聞こえていたのに、朝起きたらなぜ!?
ビックリしました!!
ってかなぜ??疑問だらけでした。
鼓膜が破れるくらい衝撃を受けたわけでもなく、普通に寝て朝を迎えただけ。
とりあえず片方は聞こえるので生活はできますが、右耳が聞こえないので、右側から話しかけられると聞き取りにくいし、相手の話するボリュームによっては聞こえない時もありました。
なんせ急に聞こえないこと事態ありえないので、理由を聞きに急いで耳鼻科へ行きました。
ホント焦りました。
治療
今までの経緯を説明して、診察を終えて医者に理由をよくと、
「市販の点鼻薬(鼻シュッシュ)の使いすぎと、鼻をすすることが原因です」
「今からでも市販の点鼻薬(鼻シュッシュ)をやめた方が良い」
「鼻と耳は繋がっているから、耳が炎症を起こしている」
※※誤解が内容に説明すると、使用上のルールを無視して使っていたことが原因であり、市販の点鼻薬は血管を狭める効果があるので極力使用しない方が良いと言うことでした。
皆さん使う時は、使用上の注意を良く読んで使って下さい。
私みたいになる可能性があります。
なので今の状況を踏まえて考えると、処方される点鼻薬でアレルギーを抑える治療に切り替えてはどうですかと説明されました。
耳も2週間程度で治ると。
確かに言われてみれば、市販の鼻シュッシュをよく使っていた時、鼻をかんだら血がでていることが多かった。
友達に貸したとき鼻血を出している奴もいました。
それぐらい鼻に対して悪影響を与えていたことに改めて気づきました。
いつもなら市販の鼻シュッシュを使えないとお医者さんに言われた時点で、耳をパタッと塞いで聞きません。
今回は耳が聞こえないという緊急事態なのでお医者さんの言われた通りにしてみようと思い決断をしました。
(何度か鼻詰まりで耳鼻科に行った時にも、市販の点鼻薬をやめるように勧められていましたが、無視。
それは、処方される薬に鼻詰まり解消の即効性がまったくない。
結局市販の鼻シュッシュを使ってました。
理由は、鼻シュッシュをやめたら鼻が詰まって何もかもやる気が削がれるから。)
永きに渡り愛用していた鼻シュッシュ。
いつも肌身離さずもち歩いていた鼻シュッシュ。
鼻シュッシュに別れを告げよう。
俺はやれる。
今日でお別れと覚悟を決めました。
不安でしかない日々が始まりました。
なんせ鼻にシュッシュすることが、習慣化されてましたから。
習慣化したことをやめることは大変なことは誰でも理解できます。
でも今回は耳の件があるので、やるしか無いと自身を奮い立たせていました。
処方された点鼻薬(アレルギーを抑える)と錠剤、市販の鼻孔拡張テープ(ブリーズライト)と鼻を洗い流すうがいで、初日はなんとか気合で乗り切り、2日目以降も結局気合で乗り切りました。
鼻が詰まってもいつものように市販の鼻シュッシュが使えないので、辛かった(涙)
でも耳を治すためにがんばりました。
むっちゃがんばって耐えた。
完治、そして、バイバイ鼻シュッシュ
楽になってきたのが、4日目ぐらいだったと思います。
なぜ楽になってきたのか不明でしたが、なんせ楽になってきました。
右耳も先生が言われた通り、ちょうど2週間で完治しました。
後半徐々に聞こえてくるようになった感じです。
何はともあれ、治ってよかった。
しかも気づけば鼻シュッシュをするという習慣化もなくなり、鼻シュッシュともおさらばすることができました。
まとめ
あんだけ毎日使っていたのに・・・
鼻シュッシュなしの生活は考えられないと思っていたのに、今はない生活。
固執していた自分ってなんだったんだろう?って考えます。
「無人島に何を持って行く?」って質問に
「鼻シュッシュかも」って答えていたぐらい大切だったんです。
本当はただ固執していただけで、何でも無理と思わずやってみることが大事だと勉強になりました。
最初にやめる勇気が必要!!
今となれば耳が聞こえくなったのラッキーでした。
“耳が聞こえなくなったアンラッキー”を“鼻シュッシュをやめることができたラッキー”に変えることができたという体験をできたことが、一連の出来事の収穫でした。
ピンチをチャンスにとよく聞きますが、物事の捉え方次第で、出来ることが可能だと学びました。
嫌な出来事、辛い出来事こそが成長できるチャンスでもあることを忘れてはいけません。
鼻シュッシュありがとう!
耳が聞こえなくなってありがとう!!
今回の件すべてに感謝!!!
皆さんそんな気持ちで日々がんばってみてはどうでしょうか( ^∀^)
蛇
via PressSync
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