この世には優秀と言われる人がいます。そのほとんどの人がもっている特徴があります。その特徴を自分の物とできれば「優秀」に近づけるわけです。優秀と呼ばれる人の中にも上下はあります。まずは下の優秀を目指してはどうでしょうか。
ちょっと優秀になるだけでも、周りより発言力が増したり、少し一目置かれる存在になります。凡人と優秀の差は僅差です。習慣や思考学んで挑戦する価値はあります。
ミスを責めずに、問題が起きたシステムに目を向ける
仕事をしていて誰もがしてしまうこと。それはミス。このミスをした時の対処法が、優秀の人は違う。優秀の人は本質を見抜くことができる。そもそもミスは、ヒューマンエラーで起こっている。知識不足のために起きたことなら、カバーをしなければならない人間の見落としになり、わかっていたのにミスしたら凡ミスとなる。すべての要因は人からくる。
ミスした事実のみ見て注意するダメなパターンは、
②意思が足りないなどの精神論でミスをしないように注意
ミスが起きた原因を自分ごとと捉えないので、どうして周りのせいにする。相手に注意するだけで減るのであれば誰でもできる。これではミスは減らない。
ミスが起きるには理由がある。そう深く考えるのが優秀な人。ミスだけを見ずに全体の流れを把握して要因を探して判断する。その対応とは?
②単純なミスをしている場合は、手順通りに進めていない、もしくは手順がない。
わかりやすく②を説明すると、こなす工程がたくさんあるのが仕事。スムーズに進めるためにはマニュアルや自分で決めた手順にそってすることが大切。その流れを習慣化することができれば、ミスは減る。1〜5の工程があり、流れに沿って習慣化できればミスは少なくできる。しかし、手順がないのであれば、1→3→5→2の順に、気になった工程から仕事を進めていき、結果4を忘れることもある。
規模が大きい仕事はマニュアルがあると思うが、小さな仕事の流れは自分自身で決めることなので、手順を自分なりに考えることによってミスを減らすことも可能。
そもそも誰もミスはしたくない。ミスを誘発しそうな雰囲気やシステムに問題がある。それを見極めることが大優先。
種まきを一生懸命する
優秀な人は、そもそも自分一人だけでは仕事をできないことを知っているため、“お互い様精神”で、周りを巻き込みながら仕事をする姿勢で考えている。だから沢山の「種」を日々撒いている。
いつ花が咲くか分からないけれども、いつか花が咲いた時に一緒になって頑張ってくれる仲間を作るための努力を惜しまない。たくさん水をあげたけど、芽を出さない人もいる。栄養だけ取られてしまうこともある。でも花を咲かせるために一生懸命。
結局、毎日毎日が勝負であり、今だけを見ずに将来を見越して行動している。助けて貰いたいから助けるなど微塵も考えてない。しかし結果的に、周りを助けたい思いで助けるほど、最終的にやっぱり自分に返ってくると思う。それが自然にできている人は、外側からみれば優秀な人に見える。
物事にマイナスなんてないと思っている
そもそもマイナスに捉えるかプラスに捉えるかは、その人の価値観次第。同じ出来事が起きても、皆感じることや思うことは違う。出来事すべてに学ぶべきことはあると思っている人は、紛れもなく優秀な人。そうでありたいと思っていても、嫌な事が起きれば腹は立つし、投げ出したくなるのが人間。そこをどうプラスに意味付けするかで、進む道や成長に大きく差がでる。
むしろ嫌なこと、辛いことから得ることは多く、一番の気づきを与えてくれる。ミスをミスとして終わらすか、そのミスを活かして次に繋げるか。判断するのは、いつも自分自身です。
積み重ねている
小さな口約束から信頼は溜まることを知っているので、口約束を守ることで信頼を積み重ねている。お願いされたら、素早く期待に応える。そんな小さな信頼の積み重ねこそ大事。
人徳を積むか、不義を積むか、信頼を積むか、不信感を積むか、知識を積むか、無知を積むか。何もかも日々の積み重ねによって人物は形成されています。何を毎日せっせと積むか、考える価値はあるのではないでしょうか。
どんな立派な人も1日でなったわけではありません。その積み重ねの力を知り、愚直に実践している人が結果を残す人になる。そのためには、膨大な時間を要します。何か一つ毎日積み重ねる。塵も積もれば山です。それこそ、本当の力に繋がる小さな小さな塵です。
でも、だって、を言わない
「でも」「だって」は否定的な言葉です。優秀な人は、否定的な言葉を使わないことに意識しています。理由は、その言葉を発した時点で考えることをやめて、できない理由を探してしまうからです。物事に対して、どうやったら出来る様になるかを考えないといけないのに否定言葉は必要ありません。だから、言葉まで意識して選んで話をする。そこまで考えているからこそ一流。
まずは、できる理由を探すことを癖づけることによって不可能を可能にする力をつけてはどうでしょうか。結果的に何も思いつかなくても大丈夫。できる理由を探すことこそが、はじめの一歩です。
人をバカにしない
「人をバカにしない」。子供の頃によく聞いた言葉ではないでしょうか。社会に出て思うことは、愚痴だらけ、人を馬鹿にする言葉がしょっちゅう飛び交っています。何かあると、相手のせいにして、罵ったり、陰口を叩く。大抵そんな人は、周りから馬鹿にされたり、信用がなかったりする。と言うことは、人を馬鹿にしない人はそれだけで評価されます。
馬鹿にするから馬鹿にされる。馬鹿にする人は、誰の前でも馬鹿にするので、聞いている自分も、よそでは馬鹿にされている可能性がある。だから、その人に対して信用することができない。自分の評価を上げるために、人を下げて評価する人は信頼できません。そんな気がなくても、そう映ります。
信頼がなくては仕事を進めることもできません。よって、馬鹿にする人に優秀な人はいないと思います。
まとめ
優秀な人の特徴を、たくさんある中で6選紹介しました。人間みな優秀な脳をもっています。優劣は、ほぼ無いと思います。要は、優劣な人の特徴や考え方を真似して、実践するだけで優秀グループの最下層に食い込むことができるはず。本気でなれると信じて愚直に実行すれば、1年後には今と違う自分と出会うことができます。
どびきり優秀はハードルが高いかもしれませんが、少し優秀なら十分に可能です。まずは、優秀な人の習慣の積み重ねから初めて見てはどうでしょうか。
via PressSync
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