理想の上司とダメな上司の比較‐周りにいないなら自らなる‐

成長のヒント

理想な上司を目指す。
おじの七光りことケンゾー(@ojinonanahikari)です。

よく会社内の雑談で聞こえて来そうな、ダメな上司の話。
「あの部長毎回うるさいんやなー」
「課長すぐ部下の手柄横取りするな」
とかとか。

目指すべき理想の上司は、

七光り
七光り

人として尊敬される人格者であり、希望を与え、成長を手助けできる人物。

同僚
同僚

人が良いだけでは理想の上司とは言わないよな。

色々な条件があり、それをクリアして初めてなれるものかな。

上司足るもの仕事もそれなりにできないといけません。

でもそれ以上に人格者でないといけません。

今回は“理想の上司とダメな上司を比べてどうしたら理想な上司に近づけることができるか”書いていこうと思います。
そもそも理想の上司と言われても、人それぞれ理想は違うもの。

でも確実に抑えていないといけない事はあります。
その部分に関しては共通の部分があり、逆にダメな上司はそのことができていない上司になります。

ではその重要なポイントとはなにでしょうか?

そこを今回伝えます。

理想の上司に出会わないから自らなる

社会人なりたての頃は理想の上司にいずれか会えると思ってた。
尊敬できる上司、尊敬できる先輩に仕事のイロハは学び自分を高めてくれるものだと。

今思うと甘ったれたことを考えていたと本気で思う。
そんなに現実は甘くない。

むしろ心から尊敬できる人は出会えない。尊敬する条件は上司だから、仕事ができる人だから・・・
違う。
そんな物ではない。

仕事ができるから尊敬ではなく、人としてどうあるべきかの方が重要に思えてきた。
やさしいだけでは尊敬の対象にはならない。

すべてにおいて、相手の心に触れるような仕事をしている人が理想の人かなと思い始めました。
そんな理想の人物になるためには勉強が必要だと感じ、目指す上司を具体的に描くことから始めた。

そこで思う理想の形を紹介します。

理想な上司とダメな上司を対比

[理想の上司]いつも笑顔でウェルカム : [ダメな上司]いつもしかめっ面

私の思う理想の上司の中に笑顔でウェルカムがあります。

過去に笑顔でウェルカムでない状況の中、仕事をしていてとても窮屈な思いをした経験があります。

そりゃ忙しい時もあるので常に笑顔は大変かもしれませんが、部下から質問が来たときに険悪な顔で対応されたら部下の気持ちとしては萎縮してしまいますし、質問を最後まで聞きにくくなる可能性があります。

笑顔でウェルカムなら、なんせ質問がしやすい。
質問がしやすいので、また聞きたい時に聞こうと思うことができる。
もし聞きにくいなら最悪聞かずにそのまま進めて後で問題になるケースもあります。
もちろん分からないなら聞くべきですが、聞きにくい環境を作る上司も責任はあると思います。

だからいつでも笑顔でウェルカム。
後、笑顔はいいっすもんね(笑)

笑顔には笑顔が返ってくる。
笑顔の人をみると気持ちがフワーってなって心の扉を開けてしまいますよね。
だから職場の雰囲気も良くなるし、お互いの関係も良くなる。

関係が良くなるから仕事も嫌にならない。
周りの雰囲気も変わる魔法それが笑顔。

[理想の上司]相手の理解度を理解してそのレベルに合った説明 : [ダメな上司]誰が来ても同じ説明しかできない

よくある話で説明をした時、教えてもらう側がそんなに理解していない状態で仕事を進めている場面をよく見かける。
なぜその状況で進んだか聞いてみると「説明をして理解したか確認したら、『できました。』って言っていたので」
その「できました」を鵜呑みにしているケースが多い。
しかも「なんでわかったフリするねん」と怒っている人も度々見かけます。

それは教える側がコントロールして理解しているかしていないか察知するのも大事だし、相手の理解できるレベルに合わせて例えを混ぜて説明すべきだと思う。

人それぞれ理解力が違うのは当たり前。

その大前提をわかっているようでわかっていないからこのような事が起きてします。
説明した時に理解していない時はイマイチのような表情をしている時が多い。
その時は理解したか聞くだけでなく、どこまで理解できたかある程度説明してもらって判断すべきだ。

後はよくあるパターンが違う解釈をしている。
だから理解できたかどうか聞くと「理解した」と言ってくれる。
こちらも理解した内容を説明してもらうだけで、ズレがないか確認でき修正することができる。
結局はお互いのコミュニケーション不足によって引き起こる問題でもあります。

[理想の上司]質問が来てもすぐ答えを言わずに考えて自ら答えを導きだしてもらう : [ダメな上司]すぐ答えを言ってしまう

すぐ答えを伝えてしまう。
伝える人によっては正解の時もありますが、基本オススメはしません。
なぜなら、その人が自ら考えてなぜその答えになるか考えてくれる人ならOKですが、、、
答えを言うことは考える力をつけないことになります。

質問が来たらその場で答えをすぐに言わずに、ヒントを与えて考えてもらう
要は、考える癖を作ること。

答えを言うと仕事はスムーズに進むかもしれませんが、毎回対応をしなければなりません。
自ら考えて答えにたどり着くように仕向けてこそ、結果的に自立させることになり、本人のためになるし上司のためにもなります。

上司も自身の時間を作ることも考えないといけないので、部下には次のステップへと行って自ら解決がベストです。

[理想の上司]話をとことん聞いた後に意見を言う : [ダメな上司]聞くよりか先に自ら語って話し出す

話を聞く。

これを徹底している人がどれだけいますか?
私自身もまだまだだと思うので、常に意識しています。

油断すればすぐ話を聞くより、自分の意見を言ってしまうタイプなので、、、
人間って話すよりも聞いてほしい気持ちが強いとよく言われています。
典型的なパターンで子供は親に対して、聞くよりか話を聞いてとばかりにしゃべりかけてきます。
まさに人間の本能は聞くより、話すこと。
だからこそ意識して聞くことをしないと、聞けません。

ではどうしたら良いか。
話を聞くメリットを今一度理解してもらう必要があります。
メリットがあれば聞こうと思いますよね。

兎にも角にも、話を聞いてくれる人にはよい印象を与えることもできます。
「どうしても自分の気持ちを理解してほしい」と思い、ついつい自分の話ばっかりしてしまうケースが多いかと思う。
なぜなら話をしたらスッキリするから。

聞く側は相手が話し終えてスッキリして満足した時に、自分の思いや伝えたいことを言って下さい
もう一度言いますが、コツは相手が話し終えてスッキリした時。

スッキリすることは心に聞いてくれる余白ができたと思うので、その時に伝えたい事を伝える。
そうする事により相手に理解してもらえる。
だから話を聞く前に自ら話出しても相手はスッキリしていない状態なので、幾らがんばって話をしても心に入りません。

[理想の上司]褒める : [ダメな上司]当たり前と思っている

褒める褒める褒める!褒めまくるーーー!!
むちゃんこ大事です。

その褒めることを勧める一般社団法人日本ほめる達人協会という団体があります。
【ほめ達】という民間の認定試験もあり、3級から1級まであります。
私の試験を受けて3級を取得しています。

その中で学んだことで、「褒めるとは、人・モノ・出来事に価値を発見して伝える」とあります。
最近褒められたことはありますか?
この質問をされた時、「ないかも・・・」
案外となんいんです。
大人になればなるほど、褒められることは減るんですよね。

確かに褒められると照れくさいけど、むっちゃうれしいです。
まず嫌な気持ちになりません。

うれしいって気持ちがあれば、良い気分になるので仕事にも良い影響を与えてくれます。
気分が悪くし乗らない日って仕事もやる気は出ないし、頑張ろうともならないですよね?
だから褒めることによって仕事を前向きに良い気持ちでしてもらう。

勘違いして欲しくないのは、おべんちゃらや無理やり褒めることはしないってこと。
純粋にその人の良い所、良い行い、良い出来事、良い考え方を褒める。
無理にゴマをすっても意味がないですし、以外と言われた本人はわかりますからね。

ここも強く伝えたい内容ですが、【当たり前】と思っていたら感謝の気持ちがなくなります
会社員なら仕事をして当たり前。
当たり前のことかもしれませんが、その当たり前で考えていると仕事をしてくれている事に対する感謝の気持ちがなくなります。

ありがとうって言葉が軽くなります。
いや、なくなります。

上司から「仕事をして当たり前やろ」と言われるより「仕事をしてくれてありがとう」の方がやる気がでますよね。
言葉一つで相手の感情が大きく変わります。

だから仕事をしてもらうことが当たり前ではなく、会社のために仕事をしてくれてありがとうと思うことが大事です。

まとめ

理想の上司になるヒントになりましたか?

やさしい上司、仕事ができる上司は何人も見てきましたが、尊敬できる上司と出会ったことがありません。
人それぞれ価値観や求めることも違うと思いますが、理想の上司を目指すために、ここは抑えておいた方が良いと思うことを書いています。
特に伝えたことは、“人格ありきの上司”

この記事を読んで少しでも皆さんの参考になればと思っています。

via PressSync

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