二言目には「忙しい、無理」とマイナス発言をする人への対処法4選

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お願いをした時によくある返答「忙しいので無理です」。「無理」と言う言葉は「拒絶」を意味します。拒絶されるには理由があり、拒絶されないための接し方が必要です。無理、忙しいなどの言葉の中に隠された言葉を探り、紐解いくことによってだんだんと「やってみます」と言う言葉にチェンジしてもらわないといけません。そのためのヒントになる接し方を紹介します。

相手の心の状態を察知


上司であっても部下であって「無理」と言う言葉を発する人は考えることを辞めている状態にあるので、再起動してもらう必要があります。何か出来事に対して無理と思えば、できない無理と頭の中で処理するので、すべての物事が出来ないものと思ってしまいます。“忙しいから無理”その考えでは前に進むことができません。
では再起動させるためにはどのような態度で接したら良いのか。上司であれば、イライラしていない時、部下であればバタバタしていない時などに話しかける“気の使い方”が必要です。
相手の状態を見て、話を聞いてくれそうなタイミングを見計らうことが大切。みな誰もが忙しく時や、ゆとりがないような時に話かけられたら余裕がないため「忙しいから無理」というキーワードを発する可能性は大。
一日の中で落ち着いて仕事をしている状態を見つけて、その時間に猛アタックをかかる。思ったらすぐ行動することはとても大事ですが、相手の心の状態を見て話かけることもまた、重要ではないでしょうか。

・自分本位に考えず、相手の立場になって考える
・その人特有の伝わりやすいタイミングを見つける

顔の表情は柔らかく


顔の表情はその人の玄関だと思っています。表情が明るければ話しやすい雰囲気になり、相手の心(=玄関)に飛び込みやすい。反対に、表情が暗ければ誰もその人の心(=玄関)にわざわざ入ろうと思いません。それぐらい顔による差で、相手の見方や接し方は変わります。
上司であっても命令しに来たわけではなく、どうしたらいいのか相談しに来た感じで明るく接してみる。部下の場合も同じ。表情によっては相手は構える姿勢を取る可能性があります。そんな状態を作り出してしまえば、「無理」と言う言葉もでやすくなる。誘導しているのと同じです。物腰をソフトに表情は柔らかく、相手を油断させるわけではありませんが、好意的な雰囲気で接することによって拒絶する心を抑制する。

相手の緊張をほぐし、柔らかい空間を作るイメージで相談を持ち掛ければ「無理」とは言いにくいと思います。

・顔の表情はその人の玄関であるため、周りが寄り付きやすいように心がける
・柔らかい表情は、相手の心を丸くする

無理ではない理由を伝える


無理と発言する人はその言葉自体がクセになっているケースも少なくありません。何かお願いや依頼をした時に、瞬発的に出る言葉が「無理」。ほんとうに忙しくて無理なら話は別ですが、せめて話ぐらいは聞いてほしいものです。仕事なので、そこから判断してもらわないと困るときもあります。

なぜ無理と考えているのか、相手の話を聞いて「無理」ではない提案をする必要があります。提案する前に、無理と考えている理由をすべて聞き出しその一つ一つを解決しなければなりません。できない理由を発言してくるようであれば、できる理由を詳しく説明する。仕事全体の流れの中で、できない理由はどのくらい当てはまるのかを聞いてみたり、一例に過ぎないことなのか検討する必要性も大事。
もし、考えることを辞めている場合であれば、新たに「できる」「可能である」ことを根拠付けするために、数字を使って具体的に説明することによって感覚ではなく、頭で理解して納得してもらいます。

・“無理の理由”を考える前に“できる理由”を考えよう
・マイナス言葉のクセが付いているなら、プラスの言葉のクセで塗り替える

持ちつ持たれつ


持ちつ持たれつの関係を作る。ちなみに正確な言葉は「持ちつ持たれず」ではなく「持ちつ持たれつ」です。間違えやすい言葉なので注意して下さい。

明日からは使えない方法なので、時間はかかりますが、「無理」と言わないようにするために一番大切なことであります。そもそも無理と拒絶するのはその人との信頼関係レベルの低さを現しています。もし、大切な人からお願いをされた場合、どんなに忙しくても無我に断りません。後で時間を作ってもらえたり、その場でヒントを貰えたりするはずです。「無理」といって突っ張るのは相手に非があると考えずに、一度自分の日頃の対応を見直すキッカケにもなります。
信頼関係が出来ていないことを露骨に出されています。本来、仕事は上司部下の関係であっても、“持ちつ持たれつ”お互いの協力が必要不可欠です。その関係を見つめ直し、当たり前を当たり前と思わずに感謝の気持ちを持つ。高い信頼関係を築くことができれば「無理」と言う言葉はなくなります。

・信頼を気付くために、まずは相手の困っていることに力を貸そう
・相手と対等の目線で話をする

まとめ

誰でも状況に応じて「無理」と言いたくなる状況はあります。相手を観察して、より話を聞いてくれるタイミングを見計らうことも社会人には大切なスキルです。日頃の接し方も正しくあるか、今一度自分に問うてはどうでしょう。自分の行い次第で相手の「無理」も減ると思います。
忙しい無理と答える相手に非があると思いすぎると、相手ばかりに原因を求めてしまいます。自分自身にも原因はあると考え寄り添う気持ちで接して見てはどうでしょうか。

via PressSync

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